社長がコーフンして帰ってきた。
「表参道に、胴体がひとつで、頭がふたつある猫がいたぞ」
「なんすかそれ」
「人だかりになって、みんなで写メ撮ってるぞ」
「そりゃかわいそうですね」
「ニャンコログに載せるのに写真撮りに行こう」
「そんなひどいこと、出来ません」
「いやいや、みんな撮ってるんだから。とにかく見に行こう」
行ってみると確かに人だかり。場所を厳密に言うと、千代田線の「明治神宮前」駅の3番出口のところ。いつもジャニーズショップの順番待ちで人が並んでいるところ。
「キャーかわいい!!」とか言ってるし。
なんだろうと近くに行ってみると、かわいらしい親子猫。それが下の写真。
ふた首猫ではありませんでした。よかった。
あちこちで目撃されて、かなり有名な猫親子らしい。
実は、この猫ちゃんらしき親子猫を、去年の秋あたりに新宿の西口交番前で見たことがある。
私が見た時には、親猫の上に、2匹の小さい猫がキレイにならんで乗っかっていた。
その時も人だかりの中で、じっと目をつぶり動かない。
やはり同じように写メを撮られてた。
これがその時の写真。
古い携帯電話なので、画質が悪いです。
同じ猫だと思われるが、この時はまだ首輪などしていない。
人だかりがなくなってから、一人のおじさんが来て、崩れた子猫を乗せ直しをしているのを見た。この人が飼い主なのだろう、とその時に思ったが、はたしてどうなんだろう。
今日見た眠り猫は、子猫が一匹だけ。ただ、おなじように親猫の肩のあたりに乗っかっていた。
時々、親猫が動く。
死んでいるわけではないし、病気で動けない様子でもない。
ただ、こんなに人だかりなってもちっとも目を覚まさないのは不自然だなぁ。
他のブログでも多く取り上げられている。
都内に「眠る親子猫」出没、かわいさと不思議さがネットで話題に。
朝日新聞には、日本動物愛護協会へ「眠る親子猫」に関する問い合わせが寄せられており、同協会の事務局長による「猫にとって好ましい、適正な取り扱いとは言い難い」というコメントが掲載されている。たしかに、大きな道路に近い場所にも出現しているようだし、危険な感じはしなくもない。ただ、気持ちよさそうに眠っているので、少なくとも猫たちにとってはストレスになっていないようなのだ。
不思議な猫だ。
しまきち・ちい
みつけてくれてありがとうにゃ。赤門猫、雷門猫、原宿ドトール猫でも、みられるにゃ。
#1 Comment vom 11. 8月 2009 um 10:35 AM